諸事情により、どうしても妊娠・出産を断念しなくてはならなくなってしまった場合、中絶手術が選択されます。
中絶手術は苦悩の末、決断された方が多く、精神的な負担も大きいものです。
当院では「母体保護法」に基づいて、身体の安全を重視し中絶手術を行っております。
都内だけでなく、県外からもたくさんの患者様がご来院されています。一人で悩まずにまずはご相談ください。
また当院では院長に事前に相談できるホットダイヤルを開設しております。
診察当日に手術も可能です。ご希望される方は、お電話にてご相談ください。
プライバシーの保護について
初診時にカルテを作り、身元確認のため保険証を見せて頂きますが、診療の内容が外へ漏れることはありません。
また、外部からのお問い合わせに関してもご本人以外にはお答えいたしません。プライバシーは完全に守られます。
日本における中絶手術は、「母体保護法」に基づき行われております。母体保護法では、不妊手術や中絶手術に関する事項が定められており、また各都道府県ごとに医師の人格・技術・病院の設備を考慮して医師会が指定した『母体保護法指定医』がいます。母体保護法に基づく手術は母体保護法指定医のみが行えることになっています。当院院長は母体保護法指定医として認定されておりますので、安心してご相談ください。
一番大切なことは「胎嚢」という赤ちゃんが入っている袋の有無を経膣超音波診断装置で確認することです。妊娠週数が4週から5週くらいの方では、赤ちゃんが十分に育っていないために、胎嚢が確認できないことがあります。そのため6~7週が適した時期であると考えます。 初めの超音波で、胎嚢が子宮の中に、赤ちゃんが入っているのが確認できない場合、安全のため子宮外妊娠との区別をするため、手術の予定の時期を1週間ほど遅らせて頂く場合があります。
当院では、患者様に最適な麻酔を行うためにさまざまな配慮を行っています。デリケートな女性の専門的な診療を行う産婦人科は、麻酔に関しても特殊な知識や技術が必要です。当院では専門医が経験に培われた手法を丁寧に行っています。手術の際には静脈麻酔を使用しますので手術中の痛みはまったくありません。全身状態をしっかりコントロールしながらきめ細かく調節することで、手術が終了した数分後には目覚めることができます。ご不安をできるだけ取り除くことができるよう、患者様の立場になってご説明やお声がけなどを行っていますので、安心してお任せください。
当院では、妊娠11週までの初期人工妊娠中絶手術を行っています。手法には大きく分けて掻把(そうは)法と吸引法の2種類がありますが、どちらにもメリットとデメリットがあるため、当院ではその両方を合わせた手法を導入し、安全性を高めています。当院では、院長の豊富な経験をもとに、掻把法と吸引法を併用したハイブリッド手術を行うことでダメージを最小限に抑えて短時間に安全な人工妊娠中絶手術を可能にしています。はじめに掻把法で内容物をある程度処置し、その後、吸引法を用いて残りの内容物をきれいに取り去るというもので、手術の所要時間は10~20分ほどです。
当院の手術費用は術前・術後の検査費・診察費を含めて7万円です。また、お支払いは現金以外にもカードでのお支払いにも対応しております。
中絶手術が受けられるかどうかまずは診察を行います。その後、ご希望の手術日時をご相談ください。
お電話でのご予約は平日9時~12時、午後は15時~18時までにクリニックにお問い合わせください。
まず診察を行います。前もって手術日を予約しておくこともできますし、診察時に手術に悩まれたりやめようと思われたら、
仮予約の手術日をキャンセルすることも可能ですのでお気軽にご相談ください。不安なことや心配事、手術に関するご質問や ご相談も、お電話もしくは診察時に直接、院長までお気軽にお尋ねください。診察の混雑具合や妊娠週数、同意書などの条件が そろえば当日での手術も可能ですが、安全面の確保のためにもまずは診察を行い、手術日を予約することをお勧めします。
術前検査では問診で既往歴を伺ったり、感染症の疑いがないか血液検査を受けていただきます。
また現在ご利用しているお薬や持病がある場合は事前にお知らせください。
妊娠週数や子宮の状態によっては子宮の出口を開くための棒状の器具を使用する場合があります。
子宮口の硬さ、お産経験の有無により決めさせて頂きます。約2時間程器具を入れながらお待ちいただきます。
この操作が不要と考えられる方はそのまま手術にはいります。
点滴による麻酔を注入し、超音波ガイド下に手術を行います。手術中は心電図、血圧、呼吸の状態を確認しながら、
安全第一で行います。手術時間は10分~20分程度です。
持ち物について
手術後は病室のベッドにてゆっくりお休みいただきます。お身体が回復されましたら診察を行い、問題がないようでしたら、
お会計をすませてご帰宅となります。また、抗生剤と子宮収縮剤を5日間処方いたしますので、忘れずに服用してください。
手術後はできるだけお仕事や学校はお休みいただき、ご自宅でゆっくり休んでください。
術後2日目と7日目に診察を受けていただいております。出血や下腹部痛の程度を調べてたり、子宮の状態を確認いたします。
問題がなければこれで終了です。
手術は静脈麻酔を使用しますので、ほとんど痛みを感じることなくすますことができます。手術後は麻酔が切れると重い生理痛のような痛みがありますが、ご不安な方には鎮痛剤を処方いたしております。
未成年の方の場合でも、保護者の同意書があれば中絶手術を行うことが出来ます。
子宮の状態が回復すれば妊娠は可能です。しかし術後は生理周期が不安定のため、生理周期が安定するまでは避妊をするようにしてください。それまでは、低用量ピルの服用やミレーナ(避妊リング)をお勧めしております。
入浴に関しては当日からシャワーは可能ですが、バスタブにつかることは1週間ほど避けてください。
アルコールは1週間ほど、運動や性交渉は2週間ほど控えてください。生理は1ヶ月~1ヶ月半後にきます。
デスクワーク程度であれば、翌日からでも可能ですが、翌日までなるべくお休みいただくことをお勧めいたします。力仕事や立ち仕事は子宮への負担が大きいため避けてください。
患者様が安心してご来院いただけるようプライバシーを重視しておりますので、当院から第3者に情報を伝えることは一切ございません。ただし
医院名 | 高村医院 |
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住所 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷3-10 |
電話番号 | 03-3351-3610 |
FAX番号 | 03-3357-8192 |
丸の内線「四谷三丁目駅」消防博物館2番出口を出て、新宿通りを右(新宿方向)へ40m、一つ目の角より2軒目。
靖国通りを住吉町交差点から新宿方面に向かって2つ目の曲り角、消火栓の赤いポールと、パーキングエリアの(○丸いPの)青い標識の間の一方通行を左に登って下さい。 新宿通り手前の左側、医院の玄関前に駐車スペースが1台分あります。