中絶手術の麻酔と手術方法

痛みを考慮した麻酔法

痛みを考慮した麻酔法手術室でははじめに点滴をします。点滴の管から色々なくすりを注射します。神経反射を抑える薬。痛みを抑える薬、精神安定剤、麻酔薬を流します。約10分~15分位、酸素吸入はしますが、自分で呼吸をしながら寝た状態を保つように安全第一に量を調節します。
心電図、血圧、呼吸の状態をモニターし、全身状態が良好なことを確認しながら手術を終えます。
麻酔薬が切れて、歩行が可能になったら自分で歩いてお部屋に戻って頂きます。

静脈麻酔について

静脈麻酔について初期の人工妊娠中絶手術に用いる静脈麻酔は、全身麻酔なので全く痛みを感じることなく手術が受けられます。手術中も、お体や全身の状態をしっかりと見ながら安全に配慮して行います。手術が終わる数分後に目が覚めるため、手術の記憶等が残ることはありませんのでご安心ください。

手術器具について

当院ではお一人お一人の子宮の状態に合わせて最適なサイズの手術器具を用いて手術を行います。また、吸引管から接続ホースに至るすべての手術器具は滅菌処理を施して患者様ごとに毎回交換して感染対策を徹底しています。

手術方法

掻把法

細長いスプーンの形をした鉗子を用いて、子宮内部から内容物をかき出します。感染リスクが低く昔から用いられた手術法です。器具の扱いによっては、子宮を傷つけてしまう恐れがあり、手術を行う医師の技術力に大きく左右される手術法です。

吸引法

子宮内を吸引する器具を用いて吸い出していく手術法です。短時間で手術が行えるので患者様のお体の負担が軽減できます。吸引により子宮内の血管を傷つけてしまうと、出血量が増えるため注意が必要で、妊娠週数が上がるにつれ難易度も高くなるため主に初期人工中絶に用いられます。

ハイブリッド法

まず最初に掻把法で子宮の内容物をある程度かき出した後に、吸引法で残った内容物をきれいに取り除いていく手術法です。掻把法と吸引法を併用したハイブリット法は、医師の豊患者様のお体の負担を軽減して、手術時間は5~10分と短時間で行うことが可能です。